ひょうたんグループ提供(日立市)
第3回にじいろコンサート

2018年7月
2018年6月16日(土)、東海村文化センターで第3回にじいろコンサートが開催されました。 このコンサートは障がい者と実力派音楽家が同じ舞台に立つバリアフリーコンサートで、2017年5月27日(土)に開催された 第1回コンサート をこの「ひょうたん」で紹介しています。
脳性小児麻痺の藤枝利教さん作の絵本「三粒のぶどう家族」の朗読が行われました。 朗読は橋本美佳さん、キーボードは順いづみさんが担当しました。 児童虐待をテーマにしたこの絵本はクラウドファンディングにより資金を得て完成したものです。 藤枝さんは詩人でもあり、ミュージックビデオ「耳はきこえるから」で歌手の逢坂泰精さんの歌で詩を発表しました。
水戸特別支援学校高等部2年の籠島亜美さんはキーボード演奏を披露しました。 健常者のように五本指を使わないで人差し指の先だけでミニキーボードを一生懸命弾く姿は会場の共感を呼びました。
難病と戦う加藤直さんは動かない手足の代わりに指先でパソコンを使って作詞作曲をしています。 当日は車椅子で仲間と一緒に舞台にも上がりました。
みんなで歌おうのコーナーでは「手のひらを太陽に」「翼をください」を全員合唱しました。

ひたちなかを拠点にボランティアでトランペット演奏をしているココナッツ石井さん。 パワフルな演奏を披露しました。
ピアニストの谷本望茂子さん。オーボエ奏者の岡本美喜子さん。 ポピュラーなクラシック曲を演奏し、拍手喝采を浴びていました。
今回のコンサートのテーマは『夢』です。 障害者と健常者が共生できるようにたくさんのメッセージがこめられていました。 それを受け止めるのは観客の想像力です。 もが癒される時間。誰とでも繋がれる場所。 障がいがある人もその家族も音楽好きの人も何かを求めている人もこのコンサートの中で心を響かせあえることを目指しました。 半年に一度のこのにじいろコンサートにぜひ足を運んで下さい。

<お問い合わせ>
東海メロディア(村上)090−9203−6309


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