ひょうたんグループ提供(日立市)
かみね動物園60周年

2017年6月3日
日立市かみね動物園は2017年6月5日で60周年を迎えました。動物園のアニバーサリーイヤーをお祝いすべく、様々なイベントが実施されています。 その中の一つ、「園長と歩く動物園今昔ツアー」(6月3日)に参加しました。
ゾウ舎の前から園長のガイドが始まりました。普段は入れないゾウの寝床を見学しました。 昔、ペンギン舎のあったエリアは今はカピバラなどの小動物を展示しています。リス、ヤマアラシ、アライグマなどはそれぞれの専用通路で居心地良くしていました。 新しくできたシカ舎では、シカの角の成長のサイクルについて説明がありました。
人気のチンパンジーの森では、チンパンジーの寝床の中を見学しました。チンパンジーは高いところで寝る習性があり、枝に見立てた消防ホースの上で寝るのだそうです。 園には今ゴリラがいませんが、ゴリラは繁殖が難しく輸入も規制が厳しいことから新しく入れるのは困難だということでした。
園の北側エリアは昔野球場でしたが、今はアフリカのイメージです。エリアの一番の人気者、カバのバシャンが5月12日に亡くなりました。54歳は日本最高齢でした。ツアー参加者もバシャンの冥福を祈りました。 最後にサイにえさやり体験が行われてツアーは終了しました。
園長の解説は永年の経験に裏打ちされたエピソードと動物園愛にあふれていました。 これからも60周年記念イベントは開催されます。みなさんもかみね動物園を訪れてみてはどうでしょうか。

<所在地>
〒317−0055
日立市宮田町5−2−22
電話 0294−22−5586
日立電鉄バス 「神峰公園口」下車


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