ひょうたんグループ提供(日立市) | |
「ほほえみのかけ橋」(十王町) 2016年5月15日 |
|
2016年5月15日、ゆうゆう十王Jホールで、「第2回福祉ミュージカル公演 ほほえみの
かけ橋」というミュージカルが上演された。当日は多数の市民を始め、障害者福祉施設、障害者団体や、地区ボランティアなどが参加し、大盛況であった。 <出演> 今公演の出演者はNPO法人キャトル・リーフのメンバー。医療従事者の出演者を多く含む団体で全国の病院や施設で自作のミュージカルの公演を行っている。 |
|
<十王町での公演実現> キャトル・リーフの日立市での公演が実現した経緯は日高町在住の廣原朝代さん(地域交流を広める市民の会代表)が長期入院中に病院でキャトル・リーフによるミュージカル公演を観て感銘をうけたことに始まる。退院したら日立でこの公演を実現したいという廣原さんの思いに共感した日立市社会福祉協議会が、公演の運営をバックアップした。 <ストーリー> 仲が悪い海の民と山の民。だが、若者たちは密かにお互いに心を通わせていた。王様は、祭りに献上される宝の優劣で勝者を決めることにする。だが祭りの当日に献上されたのは 目には見えない「こころ」。いがみあっていた海と山の長老たちが実は恋仲だったと言うおまけもついて、大団円を迎える。 |
|
<手話と「ありがとう」合唱> 十王町在住だった、詩人大森郁子さん(故人)作詞の「ありがとう」の全員合唱が、手話つきで最後に行われた。行事参加のほか市内小中学校で児童生徒に手話を通じたボランティア活動をされている「あすなろ」の皆さんの指導で、歌詞に手話の付いた大合唱となった。感慨無量だった。 <私たちの心のかけ橋> 障害のある観客が多かったが、バックアップが万全で誰もが安心してミュージカルを楽しめていた様子だった。企画から公演に尽力されたキャトル・リーフ各位、多くの社会福祉協議会関係者に感謝申し上げたい。また来年の公演が実現することを、心待ちにしている。 |
|
<お問い合わせ> 日立市社会福祉協議会 電話0294−37−1122 |