ひょうたんグループ提供(日立市)
 日本の伝統
いのしし(縁起物シリーズ)
2017年3月
イノシシは西日本を中心に全国で90万頭が生息しています。
北海道と一部の離島を除き全国的に分布しており、近年生息域を急速に拡大しています。
イノシシは一般に猪突猛進といって、わき目も振らずに突進するイメージがあります。
また、イノシシ年の人は家庭を守るという迷信もあります。
イノシシは日本の大型の哺乳類の中で最も繁殖能力が強く、
年1回の繁殖で4−5頭を出産、その約半数が成獣となります。
子孫繁栄のシンボルとされるのはそのためです。

イノシシは運動能力が高く、時速40km以上で走行します。
子供のイノシシはウリのような外見から「ウリ坊」と呼ばれます。
イノシシの増加に伴ってイノシシの生息適地が人の生活圏と重なってきて、
人を襲って食べ物を奪うイノシシもあらわれるようになりました。
害獣として駆除されるケースも出てきています。
日立市でもイノシシによる被害が重要な問題になりつつあります。
人とイノシシとのすみわけを徹底することが、課題となっています。

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