「ひょうたん」グループ提供  日立市

招 き 猫


  もし片足を耳まで上げもう片方の足で小判や大福帳をもっている猫の人形をみかけたら、それは招き猫という有名な縁起ものです。招き猫は店のカウンターや床の間に置かれています。外装に使われるものもあります。実物をご覧になりたければ市役所から滑川町方面に二キロほど国道六号を北上した所に特大のものがあります。(写真参照、この猫は両手を上げています)
  右足で招く猫は金を、左足で招く猫は客を招くとされます。白猫は幸運寄せ、黒猫は厄除け、金猫は金運をまねくといわれます。
  招き猫の歴史は江戸時代に遡ります。道に迷った人が手招きする猫に救われたなどというような、猫が幸運をもたらす話がいくつかあります。民間伝承として猫が顔を洗うと客がくると信じられてきました。そして色町で客寄せの為に顔洗いの姿の猫の人形を置く習慣が生まれたのです。猫の専門家によると猫はひげをセンサーのかわりにしていて、湿気があがったり人の接近のストレスを感じたりしたときにひげをこする習性があるそうです。このしぐさが客招きと誤解されました。招き猫は迷信ですが、信じるものは救われるということもあります。最近では外国人の為にドルキャットと呼ばれる青い目の招き猫を使用している店もあります。

(この文章の英語訳)   ( 縁起物のメニュー)     (トップページ)

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