ひょうたんグループ提供 (日立市) 
ハートねっと日立市民の会
(心の病と向き合う元気な家族会) 
2014年11月
<概要>
   常陸多賀駅前の通称「よかっぺ通り」に「つどいの広場」という看板があるのをご存知ですか?文字通り誰でもつどえるフリースペースです。この「つどいの広場」を運営しているのは、「ハートねっと日立市民の会」という精神障害者の家族会です。(物井千壽子会長)
 ハートねっと日立市民の会は、昭和43年に「精神障害者を守る日立市民の会」として発足しました。平成20年に「つどいの広場」を立ち上げました。平成26年に名称を「ハートねっと日立市民の会」に変更して今日に至っています。 現在の会員数は84名です。
 茨城県北部は精神の福祉行政が立ち遅れています。地域社会も閉鎖的です。その改善を行政に働きかけることを趣旨として活動しています。
 <年間行事>
   月例会           月1回
   スタッフ会議  月2回
   常任委員会     年4回
   市民の会便り  年4回
   運動会(日立市主催)
   県連フォーラム
   ブロック会議
 
会のモットー
<つどいの広場>(よかっぺ通り、エネスタ多賀並び)
 障害の有無を問わず誰でもつどえる居場所です。スタッフは元気な女性ばかりです。一人暮らしや人との接触が少ない人などが居場所として利用しています。スタッフによる相談業務も行われています。(スタッフはピアサポート相談研修を終了しています)。
 モットーは「傾聴」「共感」「受容」です。気軽に立ち寄れる相談窓口として地域と病院、保健所などとの橋渡しを行っています。5人のスタッフが交代で1日1人担当しています。利用者に聞いたところ、「ぶらっと気楽に来てただでお茶を飲めるのがいい」「座ってぼーっとしていられるのがいい」「くつろぐ」など好評のようです。 
 
集いの広場(正面)

バザーの品溢れる室内
 <活動を通じて感じること>(物井会長談)
 精神障害は中途障害であるため、当事者の親が現実を受け入れられないという難しさがあります。病状にも波があります。傾聴に徹する難しさもあります。また世間の偏見も根強いです。そんな中で病院や保健所と連携をとり、つどいの広場に来るようになった人が、
初めはうつむいてばかりだったのが段々元気になっていくのが嬉しいです。

全国の障害者家族会が元気をなくしているなかで、女性パワー全開で前進中の「ハートねっと日立市民の会」。心が疲れた時、家族が調子が悪い時は、ちょっと「つどいの広場」に
立ち寄ってみませんか?

執務中の物井会長

会の役員たち
 <連絡先> 
ハートねっと日立市民の会
 
   電話0294−38−2555
   〒316-0003 日立市多賀町1−15−1−102「つどいの広場」内
   月から土曜日の午前10時から3時、開所しています。
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